Malo e lelei!(マロエレレイ:トンガ語で「こんにちは!」という意味)
トンガに来て、早3週間。
日本の皆さん、ご無沙汰しております。
おかげさまで、元気です。
ただ今、トンガの首都、トンガタブ島のヌクアロファのいう都市(といっても、島中に信号機は1つもない)に、トンガ語研修、病院見学などのため、1ヵ月半の予定で滞在しています。
5月の中旬に、ここから300キロ北にあるババウ島に移動して、2年間のための住居を構える予定です。
トンガの感想は、豚の親子、犬の親子、にわとりの親子が、街中の道を縦横無尽に行きかい、動物から人間まで、地球上の生きとし生けるものの家族の絆の強さを実感させてくれる国だということです。
さて今回は、56kBという、日本では考えられないおそ~い速度のネット環境の中で、ブログに初挑戦です。
日本出国前に、Yahoo Japanでメールアカウントを開設してきたものの、ここトンガでは通信速度の遅さのために、Yahoo Japanのホームページすら開かないことが多発。
やっと開いたホームページで自分のユーザー名とパスワードを入力できたとしても、時間がかかりすぎて、タイムアウトとなり、全くメールが読めない状態です。
トンガ最高級といわれているInternational Dateline Hotel(秋篠宮も宿泊したことあり)のネットサービスでも、アクセスできず。
そして、現在の宿泊先に無線LAN設備こそあれ、ネットに接続できる日もあれば、3日間接続できない日もあるという、たいへん不安定な通信状況に、発展途上国であることを実感する日々を送っています。
参考までに記しますが、インターネット使い放題の月の契約料は、速さにより異なっていて、56kB、126kB、256kB、512kBと数段階に分かれています。驚くのはその値段。56kB(ダイアルアップ方式)で、日本円に換算すると、6000円/月、512kB(ブロードバンド方式:この速さでそう呼ばれる!)で、60000円/月。日本では、ADSLですら、10MB(トンガの200倍の速さ)で、4000円/月だったこと、さらにトンガの公務員の月収が8~9万円であることを考えるあわせると、日本がいかに恵まれているかがわかります。
日本で作ってきたヤフーのメールアカウントを開くことを、半ば絶望視していたところ、やっと、唯一yahoo.co.jpのメールが読めるインターネットカフェを発見しました。しかし、非常に混んでいて、使用料は30分で3トンガドル(=200円)と、福岡の都心部の駐車場代並です。
未読でたまっていたメールは60通あまり。
ソロモン沖の地震後に安否を気遣ってメールをくださった皆さん、本当にありがとうございました。
こういった通信環境のため、すぐにお返事できなかったことを申し訳なく思っています。
ソロモン沖地震では、ここトンガでは影響もなく、暢気なものでした。
トンガの南東部に、トンガ海溝というマリアナ海溝に継ぐ深さをもつ海溝があるので、波のエネルギーがそこで吸収されて弱まるため、トンガに津波が押し寄せたことは、歴史上まだないという説も耳にしました。
日本から、地震があったようだけど大丈夫?と第一報の電話が入ってから、1時間半後にJICAのトンガ事務所から緊急連絡網で、津波注意報が出るかもしれないから、海岸には近づかないようにとの連絡が入りました。本当に緊急事態だったら、死んだ後に連絡が入ってる感じですね。
日本からの速い連絡は、本当に貴重でありがたかったです。
最近、ここトンガでは、yahooは全くだめだけど、Googleは結構いけることがわかり、このたびgmailを開設。
gmailさまさまです。
(日本にいるときに、そういった通信状況の情報があればありがたかったのですが・・・、なかった。)
さーて、このブログ、どこまでうまくいくのかしら!?
うまくいってほしいです。
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